● 依頼者の不安心理を利用する
これは、「もう少しだけ考えさせて欲しい」と依頼契約を迷っている人に対して
- 今すぐ調査しないと手遅れになりますよ
- あなたのプライバシーが全部漏れていますよ
- わずかなお金を惜しんで、人生を狂わせる気ですか?
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などと脅迫的な言動によって契約を急がせようとする手口です。
- 盗聴発見に限らず、浮気やストーカー対策などでも悪徳業者は「不安心理」を巧みに利用して契約を迫ります。
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たとえば、テレビや電話に少しノイズが入ると(ある業者へ)相談してきたお客様に対しても、
「それは間違いなく盗聴されていますよ」と言い切り、不要な心配をさせられたという相談が当社へ寄せられたことがあります。
実際は、少しばかりノイズが入ったからといっても盗聴の心配は高くありません。テレビや電話本体の機械的な不調、ケーブルの老朽化
、 ブロードバンド回線の発するノイズなど、盗聴以外の原因も少なくありませんから、あまり脅迫的な言動に心配はしなくて良いと思います。
もちろん、 本当にしっかりした盗聴発見業者ならば、
相談に来たお客様の不安をただ煽るだけのような言動はしません。話を聞かないうちから
決め付けたりせず、じっくりと相談に乗り、 盗聴の知識に誤解があれば
分かりやすく説明し、それでも不安が解消されない場合に盗聴調査をするという姿勢が普通です。
繰り返すようですが、悪徳な業者が付けこむのは、以下の2点です。
もし、契約を急がせるような言動が相手に見られるようなら、
一度は相談を打ち切って冷静に考えてみた方が良いと思います。
「契約を急がせるような態度」には、充分に注意しましょう。